同じ「確認中」でも、介入は違う。
情報不足、権限、不安、仕事量。どこが詰まっているかを分け、注意を強める以外の働きかけを考えます。
実務と育成の、両方を担う方へ
自分の仕事で成果を出すことと、人が判断し、仕事を進められる条件を整えること。管理職の仕事では、その両方が求められます。
これまでの経験を捨てずに、任せ方と関わり方を見直すために。
「もっと主体的に」の、その先へ。
目的・判断の範囲・相談の条件を渡す。

どんな本?
牧羊犬の6つの動きを手がかりに、管理職の立ち位置と働きかけを考える実用書です。上司が引き受ける判断を残しながら、本人が判断し、相談し、進める条件を整理します。
「任せるか、自分でやるか」の二択ではなく、任せられる条件を整えることから。職場の具体例、図、漫画を通じて、最初の指示から終盤の品質確認、役割を分け直す場面までをたどります。
最初に渡す六つの条件は、新しい仕事、初めて組む相手、失敗すると戻しにくい仕事で、前提をそろえるためのもの。慣れた仕事で、毎回すべてを言い直す必要はありません。
各技術の紹介は本文の要約です。人を動物の型に固定したり、格付けしたりするための本ではありません。
次に任せる、一つの仕事から
「いい感じにまとめて」から、何を決める仕事かが分かる依頼へ。
入口でそろえる
任せる範囲と、戻す条件
外部へ費用や納期を約束する前には戻す。どこまで進めてよいかと、止めて相談する条件を、仕事と一緒に渡します。
相談をなくすのではなく、上司が持つ判断と、本人に返せる実行を分けます。
本文の比較資料・顧客問い合わせの例をもとにした、説明用の要約・応用です。実在する顧客の成功事例ではありません。
実際の本文から
最初に渡す六つの条件と、顧客問い合わせの取り決め表。別々の章から2ページを抜粋しました。
紙版本文の非連続の抜粋です。Kindle版とは表示が異なります。画像を選ぶと大きなサイズで開きます。
任せるときには、目的、権限、停止条件を一組にします。
本書・第10章、紙版本文113ページから
ほかにも、こんな場面を扱います
情報不足、権限、不安、仕事量。どこが詰まっているかを分け、注意を強める以外の働きかけを考えます。
今直すべきものと、次へ送る改善を分ける。必要な品質と、上司が追加したくなった変更を整理します。
整理途中でも受け止めるべき相談と、判断して返す相談、一緒に案を考える相談を、同じ対応にしません。
最初から全員を変えるのではなく、小さな仕事の取り決めから。30日は試行の進め方で、成果を約束する期限ではありません。
この本が合う読み方
部下のタイプを診断する本でも、誰にでも効く指示の型でもありません。読めば必ずチームが自走する、という成果保証はありません。
人を変える前に、仕事の条件と自分の働きかけを確かめるための一冊です。
著者
新任だけに限りません。経験年数よりも、任せた仕事を自分が引き取る、確認の置き方に迷う、といった場面から読めます。今の担当や職場に重なる具体例からお読みください。
いいえ。比喩は職場の行動を考える手がかりです。著者の観察を整理した考察であり、人事評価や格付けの札として使うものではありません。
必要な相談は残します。相談の数だけで判断せず、本人が決めることと、上司が引き受けることを確かめます。危険信号や判断が必要な場面まで抱え込ませる話ではありません。
最初から全員・全業務を変える必要はありません。次に任せる一つの仕事で条件を確かめ、試した結果を見て、次の取り決めを見直す進め方を扱います。
2026年11月1日発売予定です。Kindle版1,500円(税込)はAmazonで予約受付中。紙版1,900円(税込)も刊行予定です。購入・決済・配信や配送の条件はAmazonの商品ページでご確認ください。
次に任せる、一つの仕事から。
次に任せる、一つの仕事から。
目的、判断してよい範囲、止めて相談する条件を、自分の職場に重ねて考えてみてください。
Kindle版 1,500円(税込)
発売予定 / Amazonで予約受付中